3Dプリンターの改良 2

Ender3のフィラメントスプールホルダーは回転しない。
プリンター本体の上にL字アングルに円筒状の軸を固定しているだけ。
これが回転すればエクストルーダーの負荷はかなり減らせそうだ。

作成した回転式スプールホルダー(左)と純正の固定式スプールホルダー(右)

作成した回転式スプールホルダー(左)と純正の固定式スプールホルダー(右)

巷にはスプールの縁(円周)をローラーで受けるホルダー台が沢山あるみたいです。
しかしEnder3の横にフィラメントを置くスペースの無い私は、純正ホルダーアングルに回転する軸を付けることにする。

組立前の回転式スプールホルダー

組立前の回転式スプールホルダー

FreeCADのFastenersワークベンチを使いボルトとナットを作り、それを元に変形してシャフト(アルミパイプ)受けを作ります。
後は回転軸をベアリングが両端に収まる様に作り、スペーサー2個とシャフトエンドを作ります。

30mmのボルトとナットを元に作ったのですが、これが固くて上手くねじ込めない。
てことで、ナット側をねじピッチが変わらないように軸方向は固定で円周方向に拡大してプリントし上手く噛み合いました。

L形マウントに取り付けた回転軸

L形マウントに取り付けた回転軸

1KgのPLAフィラメントを乗っけたところ

1KgのPLAフィラメントを乗っけたところ

アルミパイプの強度が心配だったが、たわむことなく乗っかってくれた。

関係ないけど左端に写るのは40年以上前にサブロクのべニア板から初めて作ったスリットダクト型バスレフスピーカー。
フルレンジユニットのCORAL FLAT-6とホーンツイーターのPioneer PT-8D
今は亡きコーラル音響製のFLAT-6はいまだに元気な音で鳴ってくれる、エッジが布製である事が長寿につながっている。(ダンプ剤が完全に乾燥してしまっているが)

stlファイルをダウンロード出来るようにしてみました。
Ender3をお使いの方は、見るだけでも...

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